ルートヴィヒ・チェンバー・プレイヤーズ・シュトゥットガルト
Ludwig Chamber Players Stuttgart
《ポストホルン・セレナーデ》
▶交響曲 第1番 変ホ長調 K16(M.ウッキ編曲)
Sinfonie in Es K16 von M.Ucki
▶アリア「このうるわしい御手と瞳のために」K612(A.タルクマン編曲)
Arie “Per questa bella mano” K612 von A.N.Tarkmann
▶ロンド 変ホ長調 K371(M.ウッキ編曲)
Rondo in Es K371 von M.Ucki
▶アリア「やさしい春がもう微笑んで」K580(M.ウッキ編曲)
Arie “Schon lacht der holde Frühling” K580 von M.Ucki
▶ロンド ハ長調 K373(M.ウッキ編曲)
Rondo in C K373 von M.Ucki
▶セレナーデ「ポストホルン」K320(A.タルクマン/M.ウッキ編曲)
Serenade in D (“Posthorn-Serenade”) K320 von A.N.Tarkmann und M.Ucki
皆様、初めまして、ドイツSWR交響楽団でコントラバスを弾いております、ルートヴィヒ・チェンバー・プレイヤーズ・シュトゥットガルトの幣隆太朗と申します。
この度は日本モーツァルト協会の皆様の前で演奏させて頂ける事を、大変光栄に思っております。
私たちは「八重奏」でモーツァルトを演奏するのですが、もちろんこの編成でのオリジナル曲はありませんので、編曲に工夫を凝らしてみました。
まずはモーツァルトがわずか8歳の時に作曲した、しかしすでに彼の稀代の才能が溢れている「交響曲第1番」で始まります。
続いては個々のソロで歌の部分を味わって頂きたく、2曲のコンサートアリア「このうるわしい御手と瞳のために」をファゴットとコントラバス(コントラバス弾きにとってこの楽曲を演奏できる事は最上級の喜びです!)で、「やさしい春がもう微笑んで」をバセットクラリネット、さらに2曲のロンドをヴァイオリンとホルンのソロでお聞き下さい。
そして後半は、彼が作曲したセレナーデの中で最も規模の大きい「ポストホルン・セレナーデ」をお楽しみ頂こうと思います。
この演奏会はもちろん、全てモーツァルトの楽曲を演奏するのですが、一般的に知られている(例えば、オーボエ四重奏の様な)ものではなく、あまり弾かれる機会がないけれども素晴らしい楽曲を演奏する事に、大変な幸せを感じております。誠心誠意それらの傑作と向き合い、創り上げ、皆様と時間を共有出来る事を大変楽しみにしております。
幣 隆太朗
2013年、欧州で活躍する日本人若手演奏家とシュトゥットガルト放送響のメンバーたちが、シュトゥットガルトで奇跡的な出会いを果たし、尊敬する作曲家ベートーヴェンにあやかり「ルートヴィヒ・チェンバー・プレイヤーズ」としてグループが結成された。18~19世紀の室内楽を中心に、近・現代音楽にも意欲的に取り組み、2013年 東京・春・音楽祭に出演、続く2014年はラ・フォル・ジュルネをはじめ全国6都市のツアーを展開、2015年の日本ツアーでは、東京交響楽団ソロ・コンサートマスターの水谷晃が加わり、念願であったシューベルトの八重奏を全国6都市で演奏。2016年10月にも6公演による全国ツアーを行い好評を得た。
2017年からは、常にシューベルトの八重奏曲を演奏できるようヴァイオリニストをひとり加えて、名称も「ルートヴィヒ・チェンバー・プレイヤーズ・シュトゥットガルト」と改名し、さらに発展した活動をヨーロッパとアジアで展開している。
●ヴァイオリン:白井 圭、エミリー・ケルナー
●ヴィオラ:ヤニス・リールバルディス
●チェロ:横坂 源
●コントラバス:幣 隆太朗
●クラリネット:ディルク・アルトマン
●ファゴット:ハンノ・ドネヴェーグ
●ホルン:ヴォルフガング・ヴィプフラー
東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650
日本モーツァルト協会 03-5467-0626
※学生券は日本モーツァルト協会のみ取り扱い
カルロス・ガルデル:ポル・ウナ・カベサ(ウッキ編曲)
※ 出演者・プログラムは変更することがございます。予めご了承ください。
※ 10歳以下の方の入場はご遠慮下さい。
※ 会場での無断撮影、録音は固くお断りします。