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2019年第611回例会(2019/9/28)

演奏会概要

  • 時 間

    2019年09月28日(土) 13:30開場/14:00開演
  • 会 場

    東京文化会館小ホール
  • 例会チケット

    前売券・当日券(臨時会員券):全自由席 6,000円
    (学生2,000円)
    ※前売券:販売終了
    ※当日券:13時00分から販売(学生券あり)

シュテファン・ヴラダー Stefan Vladar(ピアノ・指揮)
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 Tokyo City Philharmonic Orchestra

PROGRAMM

《ヴラダー ふたつの顔》

▶ピアノ協奏曲 第17番 ト長調 K453
 Konzert in G K453
▶ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K488
 Konzert in A K488
▶交響曲 第40番 ト短調 K550
 Sinfonie in g K550

出演者からのメッセージ

 モーツァルトの音楽は私の音楽人生の中でとても重要な位置を占めています。ロココやマンハイム楽派のシンプルな様式の中にある表現の豊かさは唯一無二のものです。特にオペラやピアノ協奏曲において、モーツァルトは非凡で目覚ましい才能を示しました。私はまだ幼い頃から、自分自身のレパートリーの中でも特にモーツァルトの音楽を大切にしてきました。シャーンドル・ヴェーグとは日本でも共演しましたが、ウィーン・フィルやロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団との日本ツアーでもモーツァルトのピアノ協奏曲を演奏しました。この度、日本モーツァルト協会の皆さんにモーツァルトが残した佳品をお聴きいただけるのは光栄で、大いなる喜びです。

シュテファン・ヴラダー

シュテファン・ヴラダー(ピアノ・指揮)

 ウィーン生まれ。オーストリアを代表する音楽家として、世界各地でピアニストおよび指揮者として活動を行っている。
 ウィーン国立音楽大学でハンス・ペーターマンデルに師事。1985年ベートーヴェン国際ピアノ・コンクールで優勝し、一躍脚光を浴びる。これまでに、クラウディオ・アバド、クリストフ・フォン・ドホナーニ、ウラディーミル・フェドセーエフ、サー・ネヴィル・マリナー、クリスティアン・ティーレマン、サー・サイモン・ラトル、小澤征爾等の指揮者と、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン交響楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団、アカデミー室内管弦楽団、バイエルン国立歌劇場管弦楽団、ヨーロッパ室内管弦楽団、シカゴ交響楽団等と、日本ではNHK交響楽団、東京都交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢等のオーケストラと共演している。
 2008年よりウィーン室内管弦楽団の首席指揮者および芸術監督を、2019年からリューベック歌劇場の音楽総監督を務める。指揮者としてはこれまでに、ウィーン交響楽団、バンベルク交響楽団、カメラータ・ザルツブルク、ハーグ・レジデンティ管弦楽団、チャイコフスキー記念交響楽団、シュトゥットガルト・フィルハーモニー管弦楽団、チューリッヒ室内管弦楽団等のオーケストラを指揮し、弾き振りも多数行っている。
 また、ザルツブルク音楽祭、ラインガウ音楽祭、シューベルティアーデ・シュヴァルツェンベルク音楽祭等にも登場している。室内楽では、ボー・スコウフスとは長年にわたり共演を続け、アムステルダム・ムジークヘボウやシュトゥットガルトをはじめ各地でコンサートを開催している。2016/17シーズンには、ダニエル・オッテンザマーとクレメンス・ハーゲンとのトリオでコンサート・ツアーを行った。
 CDはハルモニア・ムンディやソニー・クラシカル等のレーベルから30枚以上をリリースしている。2015年からカプリッチョ・レーベルとレコーディングを行っており、「ラヴェル:ピアノ作品集」、「ベートーヴェン:ピアノ協奏曲集/ヴァイオリン協奏曲/三重協奏曲(4枚組)」(ヴァイオリン:イザベル・ファン・クーレン、チェロ:ユリアン・シュテッケル、ピアノ&指揮:シュテファン・ヴラダー、ウィーン室内管弦楽団)等をリリース。ボー・スコウフスとのシューベルトの三大歌曲集も好評を得る。
 ウィーン国立音楽大学ピアノ科教授。

東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

 1975年自主運営のオーケストラとして設立。その活動は定期演奏会および特別演奏会を柱に、オペラ、バレエ公演やポップスコンサート、映画音楽、テレビ出演、CD録音、音楽鑑賞教室まで多岐にわたる。特にテレビにおいては、テレビ朝日『題名のない音楽会』を通じて日本全国で好評を博している。1994年からは東京都江東区と芸術提携を結び、ティアラこうとうを主な拠点として各種コンサートや公開リハーサル、ジュニア・オーケストラの指導、楽器の公開レッスンなど地域に根ざした音楽文化の振興を目的に幅広い活動を行っている。1997年9月に飯守泰次郎が常任指揮者に就任後、2012年4月より桂冠名誉指揮者に就任。また2002年4月矢崎彦太郎が首席客演指揮者に就任し、フランス音楽を幅広く系統立てた、「フランス音楽の彩と翳」と題するシリーズを展開。2012年4月、宮本文昭が音楽監督に就任。2015年4月、楽団創立40周年を迎え新常任指揮者に高関健が就任。第300回定期演奏会でのベルリオーズ「ファウストの劫罰」、第50回ティアラこうとう定期演奏会での「夕鶴」など、オペラ作品も積極的に取り上げ、いずれも好評を博した。2019年4月より藤岡幸夫が首席客演指揮者に就任する。これからの活躍が最も期待されているオーケストラである。

チケット取り扱い

東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650
パシフィック・コンサート・マネジメント 03-3552-3831
日本モーツァルト協会 03-5467-0626

※学生券は日本モーツァルト協会のみ取り扱い

注意事項

※ 出演者・プログラムは変更することがございます。予めご了承ください。
※ 例会の臨時会員券(前売券・当日券)は当日会場窓口にて、また、東京文化会館チケットサービス03-5685-0650にて販売。
※ 10歳以下の方の入場はご遠慮下さい。
※ 会場での無断撮影、録音は固くお断りします。