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2020年第618回例会(2020/4/20)

演奏会概要

  • 時 間

    2020年04月20日(月) 18:15開場/18:45開演
  • 会 場

    東京文化会館小ホール
  • 例会チケット

    【公演中止】

ナフェア弦楽五重奏団  深沢亮子(ピアノ)

【公演中止】

公演中止のお知らせ

 新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴う海外からの渡航制限により、ナフェア弦楽五重奏団が来日できなくなりました。これを受け、当協会では出演者および曲目を一部変更して開催することを検討しましたが、感染が広がる現在の状況では安全に公演を開催することは困難であると判断し、やむを得ず2020年4月20日の公演を中止することにいたしました。
 この公演を楽しみにしてくださった皆様には誠に申し訳ございませんが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。

特定非営利活動法人 日本モーツァルト協会

2020年3月31日掲載

チケットの払い戻しについて

【東京文化会館チケットサービスでチケットを購入された皆様へ】

この公演の中止に伴いチケット(臨時会員券)の払い戻しを承ります。
4月30日(木)までに以下のものを当協会まで郵便でお送りください。

・チケット
・お客様の氏名・連絡先(住所・携帯電話の番号など)を明記したメモ
・振込先〔銀行名・支店名・口座番号・口座名義(カタカナ)〕を明記したメモ

※チケットをお送りいただいた際の郵送料として84円を加えた金額を払い戻しいたします。
※現金での払い戻しは受け付けておりません。

〈送付先〉
〒150-0011 東京都渋谷区東1-4-1尚豊ビル307
日本モーツァルト協会

(*会員の方は振込先のメモ等を協会事務局に郵送する必要はありません。下記「会員の皆様へ」をご覧ください)

【出演者からチケットを購入された皆様へ】
恐れ入りますが、出演者に直接お問い合わせください。

お客様にはご迷惑をおかけいたしますこと、心よりお詫び申し上げます。

特定非営利活動法人 日本モーツァルト協会

2020年3月31日掲載

会員の皆様へ

 上記の「チケットの払い戻しについて」は、プレイガイド等で非会員のチケット(臨時会員券)を購入されたお客様への告知です。誤って振込先のメモ等を協会事務局にお送りにならないようお願いいたします

 3月4日の例会に続いて4月20日の例会も中止することとなり、会員の皆様には大変申し訳ございませんが、事情ご賢察賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
 今後の対応につきましては、改めてご連絡申し上げます。

特定非営利活動法人 日本モーツァルト協会

2020年3月31日掲載

PROGRAMM

《円熟と個性が輝く瞬間》

▶弦楽五重奏曲 ハ短調 K406
 Quintett in c K406
 (Eigene Bearbeitung der Bläserserenade K388)
▶弦楽五重奏曲 変ホ長調 K614
 Quintett in Es K614
▶ピアノ四重奏曲 ト短調 K478
 Quartett in g für Klavier, Violine, Viola und Violoncello K478

ナフェア弦楽五重奏団

 ナフェア弦楽五重奏団(旧名 : アンサンブル・ナフェア )は、パリを拠点に室内楽に情熱を持つ5人の音楽家が集まって2002年に結成された。 ヴァイオリン2本、ヴィオラ2本とチェロによる弦楽五重奏をベースに、二重奏に始まり柔軟な編成で、古典からロマン派、近代、現代にいたるまでのよく知られた作品はもとより、あまり取り上げられない曲を発掘し、積極的に取り上げたプログラムでフランスを中心に活躍している。 これまでにクレールグット音楽祭、バスク音楽祭、ベートーヴェン・フェスティバル、シベリウス・シンポジウム(パリ)、明日のソリスト達フェスティバルなどに招かれる。 2008年の来日公演は「アンサンブルが引き締まった上に良い意味で奔放」「生き生きとした躍動感や独特の色彩感が見事な感興を生んだ(音楽の友)」など好評を博した。ボナ美術館賞受賞。

瀬川祥子(ヴァイオリン)

 4歳でヴァイオリンを始める。桐朋学園女子高校学校音楽科を経てモスクワ音楽院、パリ国立高等音楽院第三課程、ベルリン芸術大学他で学ぶ。第32回毎日学生音楽コンクール小学生の部全国第1位、ヴィオッティ国際コンク ール最高位など国内外のコンクールで受賞する。これまでにモスクワ・フィル、メキシコ州立管弦楽団、東京交響楽団、読売交響楽団等との共演や東京の夏音楽祭 、ポルトガル音楽祭 などに招かれるなど、日本、欧州各地でソリスト、室内楽奏者として活動している。「イザイ無 伴奏ソナタ全曲」(フォンテック)、「Libesleid」(アート・ユニオン)等のCDをリリース。鷲見三郎、小林健次、江藤俊哉 、V.クリモフ、R.パスキエ、T.ブランディスの各氏に師事。また、N.ミルシュタイン、R.リッチ、I.スターンと、20世紀を代表するヴァイオリニストの指導を受ける。

ローラン・シャテル(ヴァイオリン)

 1999年にパリ国立音楽院をプルミエプリを得て卒業後、アメリカへ渡り、ロマン・トーテンバークのもとで研鑽を積み、ボストン大学にて修士号を、ロングィー音楽学校にてアーティスト・ディプロマを取得する。 その後2000年から2002年までミルトン音楽学校で教えた後、ヒンガン交響楽団(ボストン)のコンサート・マスター を務めると同時にタンクレード・ピアノ三重奏団のメンバーとして活動するほか、室内楽奏者として様々なコンサートシリーズに出演、アメリカおよび欧州ツアーを行う。2004年にフランスに帰国した後、現在までフランス放送響、パリ・オペラ座管弦楽団、パリ管弦楽団、アンサンブル・ マテウス、ルーアン歌劇場管弦楽団等のエキストラを務める傍ら、オペラ・ノマードのコンサートマスターを務めている。

ナゼ大橋りつ子(ヴィオラ)

 幼少よりヴァイオリンをはじめ、14歳でヴィオラの音色に魅了され転向。東京芸大及び同大学院を経てパリ国立高等音楽院に留学、ブルーノ・パスキエ氏に師事。プルミエプリを 得て卒業後、パリ市高等音楽院修士課程で首席プルミエプリ及び審査員賞獲得。1994年以降、欧州を中心に各国でソロ、室内楽奏者と して活躍する傍ら、パリ・オペラ座管弦楽団、ベルン管弦楽団、ボルドー国立管弦楽団等でエキストラを務める。1999年から2002年までべナイム弦楽四重奏団のメンバーとして、M.ブルグ、A.ケフェレック、G.プーレ各氏他と共演、プロカルッテトプログラムにてW.レヴィン、H.メイヤー、アルバン・ベルグ弦楽四重奏団、R.シュミット(ハーゲン弦楽四重奏団)、ヴォグラー弦楽四重奏団などの指導を受ける。室内楽を好み、2002年にナフェア弦楽五重奏団創立メンバーとなり、欧州、日本各地で公演。現在、サン・トゥアン地方音楽院およびエルモン地方音楽院常勤講師。

ジェレミー・ナゼ(ヴィオラ)

 ヴィオラ奏者の 父の手ほどきでヴィオラを始める。モンベリヤー地方音楽院を経て、パリ高等音楽院にてブルーノ・パスキエ及びクリストフ・ゴーゲの各氏に師事してプルミエプリを獲得。ボルドー音楽院のタッソ・アダモプーロス氏のクラスで修士課程ソリ ストコースを首席卒業、ローザンヌ音楽院演奏家ディプロムコースで学ぶ。現在、サントゥアン地方音楽院講師ほか、パリ・オペラ座管弦楽団やフランス放送交響楽団で定期的にエキストラを務め、小澤征爾、ヴァレリー・ゲルギエフ、ピエール・ブーレーズ、ジョルジュ・プレートル、エリアフ・インバル、チョン・ミョンフン、ミッコ・フランク各氏などの指揮下で演奏。室内楽に魅了され、特にヴィオラ二本の弦楽五重奏に興味を持ち、ナフェア弦楽五重奏団を結成。欧州、日本の各地で公演。

サラ・コルティナス(チェロ)

 両親ともにヴァイオリニストという音楽一家に生まれ、チューリッヒ音楽院でW.グリマー氏の元で学んだ後、16歳の時にアメリカへ留学し、ジュリアード音楽院にてH.シャピロ、D.ソイヤーの各氏に師事、学士号および修士号を取得。その後インディアナ大学・ジェイコブス音楽院にてJ.シュタルケル氏に師事する。ピアティゴルスキー・チェロ・フェスティヴァル、パールマン音楽プログラム(シェルター・アイランドNY)など数々の音 楽祭に参加し、S.イッサーリス、L.クラレ各氏他の指導を受ける。オランダ=アメリカ音楽協会チェロコンクール(シカゴ)、C.プリエト国際チェロコンクール、O.クーセヴィツキー弦楽 コンクールで受賞する。またエマーソン弦楽四重奏団、I.パールマン、B.ブラバカー各氏と共演し、アリス・ターリ ー・ホール、ゲヴァントハウス・ライプツィッヒ、カーネギーホー ル等に出演するなど欧州、アメリカで室内楽奏者としても活躍している。

深沢亮子(ピアノ)

 12歳で全日本学生音楽コンクール小学校の部で全国1位、文部大臣賞を受賞。15歳で第22回日本音楽コンクール首位受賞。17歳でウィーン国立音楽大学に留学、1959年同校を首席で卒業。翌年、ウィーン楽友協会ブラームス・ザールにて海外デビューリサイタルを開催し、絶賛される。1961年ジュネーブ国際音楽コンクールで最高位入賞(1位なしの2位)。以来ヨーロッパの諸都市や南米、アジアの主要都市でリサイタルや室内楽、オーケストラとの共演等国際的な舞台で活躍(共演した指揮者はL.v.マタチッチ、G.ヴァント、H.ヴァールベルク、小澤征爾他。オーケストラはN響、東響、読響、N.O.トーンキュンストラー管弦楽団、ウィーン室内管弦楽団、グラーツ・フイルハーモニー管弦楽団他。室内楽は新・旧ウィーン八重奏団、ブリュッセル弦楽四重奏団、シュトイデ弦楽四重奏団他)。日本の作品も内外に数多く紹介する。また、度々ウィーンのベートーベン国際ピアノコンクール、日本音楽コンクール他の審査員を務める。毎年リサイタルを開催しており、2017年のリサイタルはNHK-BSプレミアム「クラシック倶楽部」及びNHK-FM「ベストオブクラシック」で度々放送される。著書、CDも多く、2005年デビュー50周年記念CD(ナミ・レコード)、2007・09年恵藤久美子(Vn)、安田謙一郎(Vc) 両氏と「深沢亮子と室内楽の仲間たち」Ⅰ・Ⅱ(同)、2011年藤井洋子(Cl)、生沼晴嗣(Va)、アダルベルト・スコチッチ(Vc) 諸氏と「楽に寄す~街の歌~」(アート・ユニオン)、中村静香氏(Vn.Va)と「シューベルティアーデふたたび」(同)、ピアノソロ「Fantasie 幻想」(同/『レコード芸術』特選盤)、2018年1月には安達真理氏(Va)と「冬の旅」(同)、瀬川祥子氏(Vn)と「モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ」をリリース。英国ケンブリッジ国際伝記センター(IBC)により「最も優秀な100人の音楽家」に選ばれる。日本音楽舞踏会議代表理事。(公財)国際開発救援財団理事。1963年大阪府民劇場奨励賞。1995年千葉県文化功労者。永井 進、G.ヒンターホーファー両教授に師事。

チケット取り扱い

東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650
日本モーツァルト協会 03-5467-0626
※学生券は日本モーツァルト協会のみ取り扱い

注意事項

※ 出演者・プログラムは変更することがございます。予めご了承ください。
※ 例会の臨時会員券(前売券・当日券)は当日会場窓口にて、また、東京文化会館チケットサービス03-5685-0650にて販売。
※ 10歳以下の方の入場はご遠慮下さい。
※ 会場での無断撮影、録音は固くお断りします。