藤井洋子 Yoko Fujii(クラリネット)
藤原浜雄 Hamao Fujiwara(ヴァイオリン)
篠原智子 Tomoko Shinohara(ヴァイオリン)
中村静香 Shizuka Nakamura(ヴィオラ)
毛利伯郎 Hakuro Mori(チェロ)
本多昌子 Masako Honda(ピアノ)
《名手シュタードラーに捧ぐ》
▶二重奏曲 ト長調 K423(ヴァイオリン&クラリネット版)※
Duo in G für Violine und Klarinette K423 ※
▶ケーゲルシュタット・トリオ 変ホ長調 K498
Trio in Es für Klavier, Klarinette und Viola K498
▶クラリネット五重奏曲 イ長調 K581
Quintett in A für Klarinette, zwei Violinen, Viola und Violoncello K581
※チラシの表記に誤りがあります。
正しくは(ヴァイオリン&クラリネット版)Violine und Klarinette です。
お詫び申し上げます。
オペラ《後宮からの逃走》の大団円でなぜかクラリネットだけお休みなのです。シュタードラーが早く帰りたいからモーツァルトに頼んだのでしょうか?!楽しそうな終曲に何故クラリネットだけ仲間外れ?いろいろ楽しく想像してしまいます。
モーツァルトとシュタードラーとの出会いがなかったら我々クラリネット奏者の生活の彩りにかなりの影響が出ていたに違いありません。珠玉のクラリネットレパートリー2曲に加え、どうしても演奏してみたかったデュオをビオラ奏者を差し置いて私が代わりに演奏してしまいます。
どうぞお楽しみください。
藤井洋子
桐朋学園大学在学中に渡仏。フランス国立パリ高等音楽院クラリネット科、室内楽科を1等賞で卒業。古沢裕治、二宮和子、G.ドゥプリュ、J.ランスロの各氏に師事。第1回日本クラリネットコンクール第1位、第2回日本管打楽器コンクール第2位(1位なし)、トゥーロン国際コンクール銀メダル。
東京文化会館小ホール、ハクジュホール等でリサイタルを開催。読響とはウェーバー/クラリネット協奏曲第1・2番などソロ共演多数。現在、出羽真理(ピアノ)と宮地楽器ホール(小金井市)を拠点に定期公演を展開中(アンサンブル フォンターナ シリーズ 2014年より)。
元・読売日本交響楽団首席クラリネット奏者(1991~2021年8月)。桐朋学園芸術短期大学非常勤講師。桐朋学園大学非常勤講師。日本クラリネット協会副会長。
3歳より 母にヴァイオリンの手ほどきを受ける。その後、桐朋学園音楽科にて鷲見三郎、江藤俊哉、海野義雄、斎藤秀雄の諸氏に、アメリカのジュリアード音楽院にてジョーゼフ・フックス氏に師事。また、桐朋学園在籍中、指揮を斎藤秀雄及び秋山和慶の両氏に師事。
1962年全日本学生音楽コンクール1位、67年日本音楽コンクール1位。68年イタリア・パガニーニ国際ヴァイオリンコンクール第2位、1971年ベルギー・エリザベート王妃国際音楽コンクール第3位銀賞を受賞し、国際デビューを果たす(いずれも当時の日本人最高位)。
ジュリアード音楽院留学以来20年以上に渡りアメリカ合衆国に居を構え、ソロ・室内楽ほか多方面において活躍。中でも、1971年昭和天皇・皇后両陛下ご訪欧の際のベルギー政府主催歓迎演奏会にての御前演奏、72年、20世紀屈指の巨匠ヴァイオリニスト、ナタン・ミルシュタインの代役として、ロチェスター・フィルハーモニー管弦楽団と共演し、アメリカでのオーケストラ・デビュー等は特筆に値する。ジュリアード音楽院、マンハッタン音楽院、ミシガン大学音楽学部で後進の育成にも尽力。
1992年に帰国し2012年まで、読売日本交響楽団の首席ソロ・コンサートマスターを務める。現在、桐朋学園大学特任教授、東京音楽大学客員教授も務め、多くの逸材を輩出。
©M.Ogata
桐朋学園大学音楽学部弦楽器科卒業。同研究科修了。全日本学生音楽コンクール全国大会 中学校の部第1位、併せて東儀賞、兎束賞を受賞。摂津音楽祭にて金賞、大阪府知事賞を受賞。日本モーツァルトコンクール入賞。名古屋国際音楽コンクールにて奨励賞、ヤマハ賞を受賞。久保田良作、辻 井淳、小栗まち絵、名倉淑子、堀正文の各氏に師事。
これまでに、日本センチュリー交響楽団等と共演のほか、セイジ・オザワ松本フェスティバ ル、東京のオペラの森、水戸室内管弦楽団等に出演している。
現在、東京都交響楽団第1ヴァイオリン奏者。
©堀田力丸
桐朋女子高等学校音楽科を経て桐朋学園大学音楽学部卒業。全額スカラシップを受けアスペン音楽祭に参加。文化庁芸術家派遣在外研修員としてジュリアード音楽院に留学。
第52回日本音楽コンクール第1位。及び増沢賞、レウカディア賞、黒柳賞受賞。第29回海外派遣コンクール特別表彰。第3回日本国際音楽コンクール入賞。故・鷲見三郎、海野義雄、小林健次、川崎雅夫、故・ドロシィ・ディレイの各氏に師事。
これまでに、NHK交響楽団等、各オーケストラと共演し、各地の音楽祭にも出演している。2003年に大垣音楽祭でヴィオラのソロ・デビューを果し、その後はヴァイオリンとヴィオラ双方で、活躍の場を広げている。2年に1度開く自主企画のリサイタルでは、ヴァイオリン曲とヴィオラ曲を織り交ぜた、意欲的なプログラムを展開している。アート・ユニオンより「シューベルティアーデ」等のCDをリリース。
現在、桐五重奏団、水戸室内管弦楽団、サイトウ・キネン・オーケストラのメンバー。ソロや室内楽で活躍する他、東京音楽大学准教授、フェリス女学院大学非常勤講師として後進の指導にもあたっている。
©武藤 章
10才よりチェロを始める。上原与四郎氏、桐朋学園で青木十良氏、ジュリアード音楽院でハービー・シャピロ氏に師事。室内楽をロバート・マン、サミュエル・ローズ、フィ一リックス・ガリミア諸氏に師事。
ジュリアード在学中より、ニューヨークを中心として演奏活動を開始。名地のオーケストラと共演。ワシントンD.C.ケネディーセンタ一のシアタ一・チエンバー・プレイヤーズのメンバーとして、また、シークリフ・チェンバー・プレイヤーズ、カンティレナ・ピアノカルテットなど数多くのグループのメンバーとして、コンサートやレコーディングなど多彩な活動をするかたわら、アメリカ、ヨーロッパ名地の音楽祭に数多く出演。その間、ニュ一ヨーク、フィラデルフィア、インディアナの各地で後進の指導にも意欲的に当たる。
1985年に帰国。2015年まで読売交響楽団ソロチェリストに就任。また、東京ピアノ・トリオ、桐五重奏団、ATMアンサンブル、水戸カルテット、ナーダ、その他多くのシリーズのメンバー、またゲストとして出演し、好評を博す。桐朋学園大学教授、東京音楽大学客員教授。
第29回全日本学生コンクール小学校の部全国第1位。PTNAピアノコンペティション金賞受賞。東京芸術大学附属音楽高校を経て東京芸術大学入学、同大学大学院修了。在学中、第52回日本音楽コンクール入選、日本室内楽コンクール入賞、学内にて安宅賞を受賞。1987年DAAD(ドイツ学術交流会)の給費留学生として旧西独ケルン音楽大学に入学。当地にてリサイタルを催し、高く評価される。同大学を最優秀首席の成績で卒業。
「若い芽のコンサート」ギュンター・ウィッヒ指揮NHK交響楽団と共演。芸大定期新卒業生紹介演奏会にて芸大フィルハーモニー管弦楽団と共演。1994年CD「現代日本のヴァイオリン音楽・抄」(Vn天満敦子)でピアノ共演者として文化庁芸術作品賞を受賞。1995年、国際交流基金より音楽文化使節として天満敦子とともにミヤンマーで演奏会を催す。
これまでに昭和音楽大学、芸大附属高校非常勤講師を勤め、全日本ピアノ指導者協会理事として各種セミナー、コンクールの審査にも携わる。
©井村重人
東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650
日本モーツァルト協会 03-5467-0626(平日)
※学生券は日本モーツァルト協会のみ取り扱い
※ やむを得ない事情により出演者・曲目を変更する場合がございますので、ご了承ください。
※ 例会の臨時会員券(前売券)は東京文化会館チケットサービス03-5685-0650にて販売。
※ 10歳以下の方の入場はご遠慮下さい。
※ 会場での無断撮影、録音は固くお断りします。