エール弦楽四重奏団 Aile String Quartet
山根一仁 Kazuhito Yamane(ヴァイオリン)
毛利文香 Fumika Mohri(ヴァイオリン)
田原綾子 Ayako Tahara(ヴィオラ)
上野通明 Michiaki Ueno(チェロ)
《親友ハイドンへの賛歌》
▶弦楽四重奏曲 イ長調 K464
Quartett in A für zwei Violinen, Viola und Violoncello K464
▶弦楽四重奏曲 ハ長調 K465「不協和音」
Quartett in C für zwei Violinen, Viola und Violoncello K465
今回私たちはカルテットとしてほぼ初めてモーツァルトに取り組んでいるのですが、その機会が歴史あるモーツァルト協会の例会であることに加えて、演奏曲は傑作中の傑作と呼ぶことができる二曲であり、緊張と興奮が入り混じった気持ちを抱きながら、モーツァルトの驚きに満ちた世界を4人で探検しております。作曲アイディアの斬新さ、想像を超える表情の豊かさ、そして旋律の純粋な美しさと深遠さなどなど、カルテットという最も緻密と言えるアンサンブル編成を通して、皆様にもモーツァルトの音楽の魅力をより鮮やかに実感していただけましたら嬉しいです。そして、素晴らしい音楽と共に、皆様が気持ちの良い新年のスタートを切ることができますように!
エール弦楽四重奏団
2011年に桐朋学園の仲間により結成。”エール”は仏語で翼を表し、「大きく羽ばたいていけるように」という願いから名づけられた。
JTが育てるアンサンブルシリーズ、ヴィオラスペース、ザ・フェニックスホール主催/今井信子プロデュースコンサート、NHK-BS「クラシック倶楽部」、NHK-BS「クラシック音楽館」、ル・ポン国際音楽祭、武生国際音楽祭、東京文化会館主催/モーニングコンサート、めぐろパーシモンホール「未来の音 ガラコンサート」、京都コンサートホール主催公演などに出演。
パブロ・カザルス音楽祭、韓国教育音楽祭GMMFS、プロジェクトQで研鑽を積む。深沢亮子、伊藤恵、大山平一郎の各氏と共演。原田幸一郎、毛利伯郎の両氏に師事。
1995年札幌生まれ。
中学校3年在学中、2010年第79回日本音楽コンクール第1位、およびレウカディア賞、黒栁賞、鷲見賞、岩谷賞(聴衆賞)並びに全部門を通し最も印象的な演奏・作品に贈られる増沢賞を受賞。同コンクールで中学生の1位は26年ぶりの快挙であった。
以後、桐朋女子高等学校音楽科(共学)に全額免除特待生として迎えられ2014年首席で卒業。高校在学中より国内外の音楽祭、マスタークラスでソロ、室内楽ともに研鑽を積み音楽賞、ディプロマなど数多く受賞。
これまでバーミンガム市響、プラハ=カメラータ、N響、新日本フィル、東京シティ・フィル、日本フィル、都響、東響、札響、山響、京響、大阪フィル、名古屋フィル、アンサンブル金沢など国内外のオーケストラと共演するほか、ベルリン・フィル五重奏団、M.ヴェンゲーロフ、P.ウィスペルウェイ、N.メンケマイヤーらとの共演などでも注目を集める。NHK『ららら♪クラシック』、NHK-FM『名曲リサイタル』、テレビ朝日『題名のない音楽会』などテレビ・ラジオの出演も多い。
これまでに故富岡萬、水野佐知香、原田幸一郎の各氏に、ドイツ国立ミュンヘン音楽演劇大学ではクリストフ・ポッペンに師事。
ⓒK.MIURA
2012年、第8回ソウル国際音楽コンクール第1位。2015年、第54回パガニーニ国際ヴァイオリンコンクール第2位、エリザベート王妃国際音楽コンクール第6位。2019年、モントリオール国際音楽コンクール第3位。これまでに、川崎市アゼリア輝賞、横浜文化賞文化・芸術奨励賞、京都・青山音楽賞新人賞、ホテルオークラ音楽賞等を受賞。
ソリストとして、神奈川フィル、東京響、ブリュッセルフィル、クレメラータ・バルティカ、ヨーロッパ室内管など、国内外のオーケストラと共演を重ねるほか、サー・アンドラーシュ・シフ、アブデル・ラーマン・エル=バシャ、タベア・ツィンマーマン、イリヤ・グリンゴルツ、堤剛、今井信子、伊藤恵等の著名な音楽家との共演も数多い。
ヴァイオリンを田尻かをり、水野佐知香、原田幸一郎の各氏に師事。桐朋学園大学ソリストディプロマコース、及び洗足学園音楽大学アンサンブルアカデミー修了。慶應義塾大学文学部卒業。クロンベルクアカデミーを経て、現在、ケルン音楽大学にてミハエラ・マーティン氏に師事している。
ⓒSihoo Kim
第11回東京音楽コンクール弦楽部門第1位及び聴衆賞、第9回ルーマニア国際音楽コンクール全部門グランプリを受賞。
国内外でソロリサイタルが定期的に行われており、ソリストとして読売日響、都響、東響、東京フィル等と共演。室内楽奏者としても国内外の著名なアーティストと多数共演し、オーケストラの客演首席も務めるなど、活躍の幅を広げている。現代音楽にも意欲的に取り組んでおり、新作の委嘱や世界、日本初演も数多い。
TV朝日「題名のない音楽会」、NHK-BS「クラシック音楽館」、NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」、宮崎国際音楽祭、武生国際音楽祭などに出演。第23回ホテルオークラ音楽賞受賞。
これまでに桐朋学園大学、桐朋学園大学院大学、パリ・エコールノルマル音楽院、デトモルト音楽大学にて、藤原浜雄、故岡田伸夫、ブルーノ・パスキエ、ファイト・ヘルテンシュタインの各氏に師事。サントリー芸術財団よりPaolo Antonio Testoreを貸与されている。
Music Dialogue Artist、アンサンブルofトウキョウ、エール弦楽四重奏団、ラ・ルーチェ弦楽八重奏団、Trio Rizzleのメンバーとして活躍中。
ⓒTaira.Tairadate
2021年ジュネーヴ国際音楽コンクールチェロ部門日本人初の優勝、併せて三つの特別賞受賞 。13歳で若い音楽家のためのチャイコフスキー国際音楽コンクール日本人初の優勝以来、ルーマニア国際音楽コンクール、ブラームス国際コンクール等次々と優勝。これまでにソリストとしてワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団、ロシア交響楽団、スイスロマンド管弦楽団、読売日本交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団等国内外の主要オーケストラと共演。ジャン=ギャン・ケラス、ダニエル・ゼペック等、著名な海外アーティストとも多数共演し好評を博す。
桐朋学園大学SDコース全額免除特待生として毛利伯郎氏に師事、オランダの名チェリスト、ピーター・ウィスペルウェイに招かれ19歳で渡独。現在エリザベート王妃音楽院にてゲイリー・ホフマンにも師事。
第6回岩谷時子賞奨励賞、第26回青山音楽賞新人賞、第31回出光音楽賞受賞、令和3年度文化庁長官表彰(国際芸術部門)を受彰。主にヨーロッパと日本で積極的に演奏活動を行なっている。宗次コレクションよりP.A.Testoreのチェロ(1758年製)、匿名のコレクターよりF.Tourteの弓を貸与されている。
東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650
日本モーツァルト協会 03-5467-0626(平日)
ハイドン:弦楽四重奏曲 ハ長調 Hob.Ⅲ.77「皇帝」より第2楽章
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