辻 彩奈 Ayana Tsuji(ヴァイオリン)
小林海都 Kaito Kobayashi(ピアノ)
《ヴァイオリンはかく語りき》
▶ヴァイオリン・ソナタ ハ長調 K296
Sonate in C für Klavier und Violine K296
▶ヴァイオリン・ソナタ ト長調 K379
Sonate in G für Klavier und Violine K379
▶アダージョ ホ長調 K261
Adagio in E K261
▶ロンド ハ長調 K373
Rondo in C K373
▶ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 K454
Sonate in B für Klavier und Violine K454
私にとって初めての<オール・モーツァルト・プログラム>を、日本モーツァルト協会での演奏会にて披露させていただけること、とても嬉しく思っています。
昔から「一番好きな作曲家は?」と聞かれたら、必ず「モーツァルト!」と答えてきた私にとっては、とても楽しみでありつつも、大きな挑戦となるプログラムでもあります。
初めて取り組む作品を取り入れました。
生き生きとしたK296、雄大でドラマティックなK379、よく知られているメロディの小品2曲、そしてヴァイオリン・ソナタの中でも大作であるK454。
モーツァルトはヴァイオリン・ソナタにおいて、ソナタの主役はピアノであると記しています。
今回のピアニストは小林海都さん。デュオとしては初共演ですが、彼の繊細で丁寧な音作りはきっとモーツァルトにぴったりで、このプログラムでご一緒することを心待ちにしていました。
軽快で優美なモーツァルトの世界を、皆様と共有できますように。
最後までごゆっくりお楽しみください!
辻 彩奈
1997年岐阜県生まれ。東京音楽大学卒業。2016年モントリオール国際音楽コンクール第1位。モントリオール響、スイス・ロマンド管、ベトナム国立響、札響、山響、N響、読響、東響、東京フィル、日本フィル、新日本フィル、名古屋フィル、大阪フィル、広響、九響など多くの国内外のオーケストラと共演している。2018年「第28回出光音楽賞」を受賞。これまでに小林健次、矢口十詩子、中澤きみ子、小栗まち絵、原田幸一郎、レジス・パスキエの各氏に師事。2019年4月、ジョナサン・ノット指揮/スイス・ロマンド管弦楽団とジュネーヴおよび日本にてツアーを実施し、その艶やかな音色と表現によって各方面から高い評価を得た。現在、東京音楽大学アーティストディプロマに特別特待奨学生として在籍中。使用楽器は、NPO法人イエローエンジェルより貸与のJoannes Baptista Guadagnini 1748である。
ⓒMakoto Kamiya
2021年リーズ国際ピアノコンクールで、1975年以来となる日本人歴代最高位の第2位及びヤルタ・メニューイン賞(最優秀室内楽演奏賞)を受賞し一躍脚光を浴びる。NHK交響楽団、ベルギー国立管弦楽団、バーゼル交響楽団、ロイヤル・リヴァプール・フィルなど国内外のオーケストラと共演。マリア・ジョアン・ピリスのプロジェクトの一員としてデュオコンサートや収録に携わった他、オーギュスタン・デュメイとも共演を重ねる。これまでにピアノをマリア・ジョアン・ピリス、湯口美和、故ヴェラ・ゴルノスタエヴァ、横山幸雄、田部京子の各氏に師事。エリザベート王妃音楽院での2年間の在籍を経て、現在バーゼル音楽院にてクラウディオ・マルティネス・メーナー氏に師事。2014年・2015年ロームミュージックファンデーション奨学生。江副記念リクルート財団第45・48回生。
ⓒTsutomu Yagishita
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パラディス:シチリアーナ
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