川口成彦 Naruhiko Kawaguchi(フォルテピアノ)
丸山 韶 Sho Maruyama(ヴァイオリン)
島根朋史 Tomofumi Shimane(チェロ)
下払桐子 Kiriko Shimobarai(フルート)
《ウィーンの弟子フンメル Ⅱ》
▶ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 K304
Sonate in e für Klavier und Violine K304
(Vn:丸山/Fp:川口)
▶ピアノ・ソナタ ニ長調 K284「デュルニッツ」
Klaviersonate in D K284 “Dürnitz”
(Fp:川口)
▶グランド・ソナタ ホ長調 Op.19(F.X.モーツァルト)
Grande Sonate in E für Violoncello und Klavier Op.19
(Vc:島根/Fp:川口)
▶交響曲 第40番 ト短調 K550(フンメル編曲)
Sinfonie Nr.40 in g K550
(Fp:川口/Vn:丸山/Vc:島根/Fl:下払)
[使用楽器]J.G.グレーバー(1820年インスブルック)
2021年にNHK交響楽団のメンバーの方々と「ウィーンの弟子フンメル」をテーマにモダンピアノで協会の公演を行わせて頂きましたが、今回は1820年のグレーバーを使用した古楽器による「ウィーンの弟子フンメル II」です。フンメル編曲のモーツァルトの《交響曲第40番》に取り組めること大変楽しみですし、なかなか演奏されないモーツァルトの息子フランツ・クサヴァーのチェロとピアノのための《グランド・ソナタ》の魅力にも迫りたいと思います。そしてもちろんモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ K304とピアノ・ソナタ K284は言うまでもありません。
「木心トリオ」としても一緒にアンサンブルを重ねてきた丸山韶くんと島根朋史くん、そしてこの度初共演となるフルートの下払桐子さん(交響曲のみ)との楽しいモーツァルトの夕べ。皆様のご来場心よりお待ちしております!
川口成彦
1989年に岩手県盛岡市で生まれ、横浜で育つ。第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール第2位、ブルージュ国際古楽コンクール最高位。フィレンツェ五月音楽祭や「ショパンと彼のヨーロッパ」音楽祭(ワルシャワ)をはじめ欧州の音楽祭にも出演を重ねる。協奏曲では18世紀オーケストラ、{oh!}Orkiestra Historycznaなどと共演。2018年にはロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のメンバーと共に室内楽形式によるピアノ協奏曲のリサイタルをオランダにて開催。またモダンピアノでは2016年にアメリカにて世界的オーボエ奏者ニコラス・ダニエルと共にプーランクの『オーボエ、バソンとピアノのための三重奏曲』の最終稿の世界初演を行っている。東京藝術大学、アムステルダム音楽院の古楽科修士課程修了。フォルテピアノを小倉貴久子、リチャード・エガーの各氏に師事。第46回日本ショパン協会賞受賞。第31回日本製鉄音楽賞フレッシュアーティスト賞受賞。2019年にはCD『ゴヤの生きたスペインより vol.1』を発表(レコード芸術・朝日新聞特選盤)。そのほかドゥシークの作品集(BRILLIANT CLASSICS)、シューベルトの作品集(Fuga Libera・レコ芸特選盤)、『ショパン 夜想曲&小品集』(ACOUSTIC REVIVE・レコ芸特選盤) など。
©堀田力丸
神奈川県立弥栄高等学校音楽コースを経て、京都市立芸術大学を首席で卒業。京都市長賞、京都音楽協会賞受賞。東京藝術大学別科古楽科修了。数多くのコンクールで優勝。アムステルダム コンセルトヘボウ、ブダペスト マーチャーシュ聖堂、ヴァチカン サン・ピエトロ大聖堂 、ローマ サン・パオロ大聖堂での演奏のほか、NHK Eテレ『ららら♪クラシック』、NHK-FM『リサイタル・パッシオ』にソロ出演。バッハ・コレギウム・ジャパン、チェンバー・ソロイスツ・佐世保、各メンバー。古楽アンサンブル コントラポント コンサートマスター。古楽オーケストラLa Musica Collanaディレクター、ソロ・コンサートマスター。木心トリオ ヴァイオリン奏者。CD『Con affetto』『FRENESIA』をリリース。『FRENESIA』は音楽之友社『レコード芸術』準特選盤、読売新聞『サウンズBOX』推薦盤に選出されるなど、高い評価を得ている。桐朋学園大学非常勤講師。
現代とヒストリカルのチェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバを操る三刀流奏者、音楽博士。東京藝術大学にて博士号(音楽・チェロ)を取得。研究はバロックからベートーヴェンの時代に至る楽譜読解と弦楽器の奏法。同声会賞、大学院アカンサス音楽賞を受賞。パリ・サティ音楽院古楽科修了。東京文化会館、パリ・スービズ邸にてソロ・リサイタルを開催。ソロCD『レ・モノローグ』はレコード芸術準特選盤、音楽現代・読売新聞・月刊サライの推薦盤、月刊Stereo優秀録音盤に選出。CD『AU-DELÀ』は朝日新聞推薦盤、音楽現代注目盤に選出された。『デュポール:チェロ奏法と21の練習曲』(音楽之友社)を訳・解説・校訂者として出版。古楽オーケストラLa Musica Collana首席チェロ奏者・サブディレクター。同団でNHK『ららら♪クラシック』に出演し、奏法や楽譜読解の解説と演奏を行った。バッハ・コレギウム・ジャパン、木心トリオなどメンバー。フランス・バロック音楽団体On verra副代表。日本弦楽指導者協会会員。印西国際音楽コンクール、高知音楽コンクール審査員。昭和音楽大学講師。同大学ピリオド音楽研究所所員。
東京都出身。12歳よりフルートを始める。 国立音楽大学附属高等学校を経て、同大学を首席で卒業。卒業時に武岡賞受賞。同大学大学院修士課程修了。 第85回日本音楽コンクール第1位及び岩谷賞(聴衆賞)、加藤賞、吉田賞受賞。第17回びわ湖国際フルートコンクール第1位。第17回日本フルートコンヴェンション第1位及び吉田雅夫賞受賞。第5回仙台フルートコンクール第1位受賞。第4回岩谷時子賞「岩谷時子Foundation for Youth」受賞。 東京オペラシティリサイタルシリーズ『B→C』、NHK-FM『リサイタル・ノヴァ』、第81回読売新人演奏会、小澤征爾音楽塾等に出演。東京フィルハーモニー交響楽団、セントラル愛知交響楽団、ルーマニア国立オーケストラ等と共演。国立音楽大学附属中学・高等学校、北鎌倉女子学園フルート科非常勤講師。
東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650
日本モーツァルト協会 03-5467-0626(平日)
※学生券は日本モーツァルト協会のみ取り扱い
ピアノ協奏曲 第24番 ハ短調 K491より第2楽章
(arrangiert von J.N.Hummel)
※ マスクの着用は個人のご判断に委ねます。
※ フラボー等の声援をされる際は、マスクの着用をお願いいたします。
※ 感染予防のため、手洗いや指先のアルコール消毒にご協力ください。
※ やむを得ない事情により出演者・プログラムを変更する場合がございます。ご了承ください。
※ 10歳未満の方の入場はご遠慮ください。
※ 会場での無断撮影、録音は固くお断りいたします。