日本モーツァルト協会 JAPAN MOZART SOSIETY since 1955

twitter
MENU

2024年第661回例会(2024/9/30)

演奏会概要

  • 時 間

    2024年09月30日(月) 18:15開場/18:45開演
  • 会 場

    東京文化会館小ホール
  • 例会チケット

    前売券・当日券:全自由席 6,000円
    (学生2,000円)
    ※前売券:販売終了
    ※当日券:17時45分から販売(学生券あり)

郷古 廉 Sunao Goko(ヴァイオリン・指揮)
東京フィルハーモニー交響楽団 Tokyo Philharmonic Orchestra

 

PROGRAMM

《郷古廉の深遠なる世界 Ⅲ》

▶アダージョ ホ長調 K261
 Adagio in E für Violine und Orchester K261
▶ヴァイオリン協奏曲 第3番 ト長調 K216
 Konzert in G für Violine und Orchester K216
▶ヴァイオリン協奏曲 第2番 ニ長調 K211
 Konzert in D für Violine und Orchester K211
▶ヴァイオリン協奏曲 第4番 ニ長調 K218
 Konzert in D für Violine und Orchester K218

出演者からのメッセージ

 モーツァルトを最も正しく演奏できるのは子供か老人かもしれない、という話がある。その真意はそれぞれの解釈に任せるとして、私は今年で齢31、子供でも老人でもない、つまり最も「正しくない」存在か?
 そもそも音楽において正しい演奏などないのだが、モーツァルトの場合には、求められるべき音の領域のようなものがあると思う。それが非常に狭いが故に、意識的に到達するのが難しい。
 この度3度目となる出演、前回に引き続き東京フィルの皆さまとヴァイオリン協奏曲3曲と美しいアダージオを演奏する。またとない機会を頂いたことに心から感謝しながら、モーツァルトの「輝ける領域」に少しでも近付ければ、と思う。

郷古 廉

郷古 廉 (ヴァイオリン・指揮)

 2013年ティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリン・コンクール優勝ならびに聴衆賞・現代曲賞を受賞。現在、国内外で最も注目されている若手ヴァイオリニストのひとりである。
 1993年生まれ、宮城県多賀城市出身。2006年第11回ユーディ・メニューイン青少年国際ヴァイオリンコンクールジュニア部門第1位(史上最年少優勝)。2007年12月のデビュー以来、読売日響、大阪フィル、名古屋フィル、仙台フィル等を含む各地のオーケストラと共演。共演指揮者にはゲルハルト・ボッセ、フランソワ=グザヴィエ・ロト、秋山和慶、井上道義、尾高忠明、下野竜也、山田和樹各氏などがいる。《サイトウ・キネン・フェスティバル松本》、《東京・春・音楽祭》、《ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン》にも招かれている。また2017年より3年かけてベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全曲を演奏するシリーズにも取り組んだ。
 これまでに勅使河原真実、ゲルハルト・ボッセ、辰巳明子、パヴェル・ヴェルニコフの各氏に師事。国内外の音楽祭でジャン・ジャック・カントロフ、アナ・チュマチェンコの各氏のマスタークラスを受ける。
 2014年にEXTONレーベルより無伴奏作品によるデビューCDをリリースし、2015年にはnascorレーベルよりブラームスのヴァイオリン・ソナタ集を、2020年1月にはEXTONレーベル第4弾となる「ベルギー・アルバム」をリリースした。
 使用楽器は1682年製アントニオ・ストラディヴァリ(Banat)。個人の所有者の厚意により貸与される。2019年第29回出光音楽賞受賞。
 NHK交響楽団ゲスト・コンサートマスターを経て、2024年4月よりNHK交響楽団第1コンサートマスターに就任。

東京フィルハーモニー交響楽団

 1911年創立。日本で最も長い歴史をもつオーケストラ。メンバー約160名、シンフォニーオーケストラと劇場オーケストラの両機能を併せもつ。名誉音楽監督にチョン・ミョンフン、首席指揮者アンドレア・バッティストーニ、特別客演指揮者にミハイル・プレトニョフを擁する。Bunkamuraオーチャードホール、東京オペラシティ コンサートホール、サントリーホールでの定期演奏会や「渋谷/平日/休日の午後のコンサート」等の自主公演、新国立劇場等でのオペラ・バレエ演奏、『名曲アルバム』『NHKニューイヤーオペラコンサート』『題名のない音楽会』『クラシックTV』『東急ジルベスターコンサート』『NHK紅白歌合戦』『いないいないばあっ!』などの放送演奏の他、各地学校等での訪問コンサート等により、全国の音楽ファンに親しまれる存在として、高水準の演奏活動とさまざまな教育的活動を展開している。海外公演も積極的に行い、国内外から高い評価と注目を集めている。2020~21年のコロナ禍における取り組みはMBS『情熱大陸』、NHK BS1『BS1スペシャル 必ずよみがえる~魂のオーケストラ 1年半の闘い~』などのドキュメンタリー番組で取り上げられた。
 1989年よりBunkamuraオーチャードホールとフランチャイズ契約を結んでいる。東京都文京区、千葉県千葉市、長野県軽井沢町、新潟県長岡市と事業提携を結び、各地域との教育的、創造的な文化交流を行っている。

©Takafumi Ueno

チケット取り扱い

東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650(6/30発売)
日本モーツァルト協会 03-5467-0626(7/1発売)

※学生券は日本モーツァルト協会のみ取り扱い

アンコール

ヴァイオリン協奏曲 第2番 ニ長調 K211 第3楽章より

注意事項

※ マスクの着用は個人のご判断に委ねます。
※ フラボー等の声援をされる際は、マスクの着用をお願いいたします。
※ 感染予防のため、手洗いや指先のアルコール消毒にご協力ください。

※ やむを得ない事情により出演者・プログラムを変更する場合がございます。ご了承ください。
※ 10歳未満の方の入場はご遠慮ください。
※ 会場での無断撮影、録音は固くお断りいたします。