坂入健司郎 Kenshiro Sakairi(指揮)
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 Tokyo City Philharmonic Orchestra
《創立70周年記念例会Ⅱ 三大交響曲》
▶交響曲 第39番 変ホ長調 K543
Sinfonie Nr.39 in Es K543
▶交響曲 第40番 ト短調 K550
Sinfonie Nr.40 in g K550
▶交響曲 第41番 ハ長調 K551「ジュピター」
Sinfonie Nr.41 in C K551 “Jupiter-Sinfonie”
神奈川県川崎市出身。慶應義塾大学経済学部卒業。13歳の時に初めて指揮台に立つ。指揮を三河正典、山本七雄の各氏に、チェロを望月直哉氏に師事。また、指揮講習会等を通じてV.フェドセーエフ、飯守泰次郎、井上道義、井上喜惟、小林研一郎各氏の下で研鑽を積んだ。
2008年には東京ユヴェントス・フィルハーモニーを結成。J.デームス、G.プーレ、舘野泉など著名なソリストを迎え、一方、数多くの作品の日本初演・世界初演も行なっている。
15年、ミューザ川崎にてマーラーの交響曲第2番「復活」を指揮、注目を集めたことが契機となり、かわさき産業親善大使に就任。同年5月には、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンに出演。MOSTLY CLASSIC誌が選ぶ「注目の気鋭指揮者」の一人となった。
16年、新鋭のプロフェッショナルオーケストラ・川崎室内管弦楽団の音楽監督に就任。朝日新聞が「旬」欄にてその活動を紹介した。
18年には東京シティ・フィルに初客演、オルフの「カルミナ・ブラーナ」を指揮し、公演を成功に導いた。同じ年には、マレーシア国立芸術文化遺産大学に客演するなど海外での指揮活動も行なった。
20年、日本コロムビアの新レーベルOpus Oneよりシェーンベルク「月に憑かれたピエロ」をリリース。他にも多くの録音を発表しており、「レコード芸術」誌の特選盤に選出されるなど高い評価を得ている。
21年6月の大阪響に客演。さらに8月の名古屋フィルとの共演(東京オペラシティ)は、スタンディングオヴェーションの鳴り止まない熱演となり、音楽界の話題を集めた。同年、大阪フィルとも共演を果たした。22年以降にもモンテカルロ・フィル、日本フィル、新日本フィル、神奈川フィル、仙台フィル、山形響、群馬響、名古屋フィル、セントラル愛知響、愛知室内、京都市響、兵庫芸術文化センター管、九州響などと共演。また、22年9月より2年をかけて大阪響とブラームスの全交響曲演奏会を敢行。
23年8月、読売日響と人気企画「三大交響曲」「三大協奏曲」で共演。24年5月にはN響と共演。「内容のある初共演」と「音楽の友」誌上で評された。
執筆、メディア出演も多く注目を集める存在となっている。
©Taira Tairadate
1975年設立。現在、常任指揮者に高関健、首席客演指揮者に藤岡幸夫を擁する。年間100回を超える公演は、定期演奏会のほかオペラ、バレエ、テレビ出演、CD録音、音楽鑑賞教室まで多岐にわたる。1994年から東京都江東区と芸術提携を結び、ティアラこうとうを主な拠点としてティアラこうとう定期演奏会をはじめとする各種コンサートや公開リハーサル、楽器の公開レッスン、区内小学校へのアウトリーチ活動など、地域に根ざした音楽文化の振興を目的に幅広い活動を行っている。2015年4月、楽団創立40周年を迎え第4代常任指揮者に高関健が就任。2021年5月には桂冠名誉指揮者飯守泰次郎の傘寿記念として「ニーベルングの指環」ハイライト特別演奏会(演奏会形式)を開催。コロナ禍での開催ながら、海外から世界最高峰のワーグナー歌手陣を招き大成功を収め、2022年8月に第30回三菱UFJ信託音楽賞を受賞。これからの活躍が最も期待されているオーケストラである。
©K.Miura
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日本モーツァルト協会 03-5467-0626
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