東京芸術大学を経て同大学大学院ピアノ科修了。アムステルダム音楽院を特別栄誉賞”Cum Laude”を得て首席卒業。1988年第3回日本モーツァルト音楽コンクール、ピアノ部門第1位。1993年ブルージュ国際古楽コンクール、アンサンブ ル部門第1位。1995年には同コンクール、フォルテピアノ部門で9年ぶり史上3人目の第1位と聴衆賞を受賞し話題を呼んだ。
帰国後は、室内楽演奏会『音楽の玉手箱』や『ベートーヴェンをめぐる女性たち』、『モーツァルトの生きた時代』などのユニークなコンサートシリーズを展開する一方、ソロ、室内楽、協 奏曲などバロックから近現代まで幅広いレパートリーで活躍。また各ホール主催演奏会や音楽祭、ラジオ、TVの出演や録音も多い。これまでにCDを30点以 上リリース。それらの多くが読売新聞、朝日新聞、毎日新聞での推薦盤や「レコード芸術」誌の特選盤に選ばれている。
最新CD《イギリス・ソナタ》が平成 24年度文化庁芸術祭レコード部門の〈大賞〉に輝く。著書にカラー図解『ピアノの歴史(CD付き)』(河出書房新社)。校訂楽譜『ジュスティーニ:12の ソナタ集 第1、2巻』(カワイ出版)。東京芸術大学古楽科講師。
東京オペラシティの《近江楽堂》及び《リサイタルホール》にて、小倉貴久子の《モーツァ ルトのクラヴィーアのある部屋》を好評展開中!
愛知県名古屋市出身。東京藝術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻卒業。同大学院音楽研究科修士課程古楽科フォルテピアノ専攻修了。
これまでにピアノを浅井潤子、堀江孝子、播本三恵子、佐藤俊の各氏、また作曲を寺西誠氏、室内楽を山崎伸子氏、フォルテピアノを小倉貴久子氏に師事。
2歳よりヤマハにて音楽教育を受け始め、4歳でピアノを、6歳で作曲を始める。テレビ朝日系列局『オリジナルコンサート ~私たちの創った音楽~』に出演し、また台湾、フランスなど、海外公演を含む多数コンサートにて、自作の曲を演奏する。
学部在籍時から、独奏はもとより、主に器楽とのアンサンブル活動も行う。また修士課程古楽科においては、一般的にあまり取りあげられることのない作曲家の ピアノ作品について、作曲時の演奏を再現するべく、様式の考察および当時使用されたと考えられるオリジナル楽器やそのレプリカ等を使用し、演奏研究を行っ た。また同時にショパンのピアノ作品の他、室内楽ならびに歌曲作品についても広く研究し、歌曲作品を含めたプログラムでのリサイタルも行う。その際、エ ラールによって1845年に作られたオリジナルのピアノ(江森浩氏修復)を使用し、修士課程修了時にも同楽器により、ピアノ協奏曲第2番(室内楽版)など を演奏、修士学位を取得する。
第1回および第6回ショパン国際ピアノコンクールin ASIA 銅賞。2011年11月、第1回Schloss-Kremsegg国際フォルテピアノコンクール(オーストリアにて開催)第2位。伴奏ピアニストとしては 第21回奏楽堂日本歌曲コンクールにおいて優秀共演者賞を受賞する。
現在は古楽器フォルテピアノ奏者としての活動のほか、器楽や声楽の伴奏ピアニストとしても多数の演奏家と共演している。
※ 出演者・プログラムは変更することがございます。予めご了承ください。
※ 例会の臨時会員券(前売券・当日券)は当日会場窓口にて、また、東京文化会館チケットサービス03-5685-0650にて販売。
※ 10歳以下の方の入場はご遠慮下さい。
※ 会場での無断撮影、録音は固くお断りします。