1992年札幌市生まれ。3歳よりヴァイオリンを始める。桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)を卒業後、11年9月よりパリ国立高等音楽院で学ぶ。 2010年ロン=ティボー国際コンクール第2位、サセム賞、12年エリーザベト国際コンクール第2位及びイザイ賞を受賞し、一躍脚光を浴びる。2013年 ホテル・オークラ音楽賞、2014年出光音楽賞を受賞。
最近ではピアノの萩原麻未とのツアーの他、霧島国際音楽祭への参加、ロン=ティボー国際音楽コンクール・ガラへの出演、デュメイ/関西フィル、ミラノフ /東京シティフィルで大成功を収めた。今後九州交響楽団との共演が決定している。2013年10月には初のCD「フランク:ヴァイオリン・ソナタ、フォー レ:ヴァイオリン・ソナタ第1番他」を発売。
これまでに、カントロフ/ドゥエ管弦楽団、オルレアン響、ブリュッセル・フィル、クリヴィヌ/ルクセンブルク・フィル、尾高忠明/NHK交響楽団、山田和 樹/日本フィル、下野竜也/読売日本交響楽団、現田茂夫/札幌交響楽団、沼尻竜典/名古屋フィル、梅田俊明/日本フィル及び東京フィル、飯森範親/東京交 響楽団、小林研一郎/新日本フィル、松沼俊彦及びイプ・ウィンシー/群馬響、大井剛史/東京フィル、船橋洋介/大阪フィル、東京ヴィヴァルディ合奏団など と共演。
澤田まさ子、市川映子、藤原浜雄、ジャン=ジャック・カントロフ、スヴェトリン・ルセフ、フローリン・シゲティの各氏に師事する。パリ在住。
使用楽器:Jean-Baptiste Vuillaume (1835-40) L’association ZILBER より貸与
仙台市出身。4才よりピアノを始める。桐朋学園大学ピアノ科を首席で卒業。同大学卒業演奏会、室内楽演奏会に出演。第16回ABC新人コンサート、第78回読売新人演奏会に出演。
’05〜’07年、田崎悦子氏主催ピアノワークショップ「Joy of Music in 八ヶ岳」受講。
これまでに、ピアノを庄司美知子、加藤伸佳、田崎悦子、室内楽を加藤知子、徳永二男、東京クヮルテットの各氏に師事。
桐朋学園大学弦楽部嘱託演奏員。
1960年、東京芸術大学卒(ヴィオラ専攻)。東京交響楽団に入団、62年芸大専攻科を修了し、読売日本交響楽団に入団。1966年に渡欧、ニュルンベルク交響楽団で第一首席ヴィオラ奏者をつとめる。後に、ニュルンベルク市立歌劇場管弦楽団に移籍。
滞独中、ヴィオラをゲオルク・シュミット氏に、ヴァイオリンをヴォルフガンク・シュタフォンハーゲン氏に師事。1970~73年、東京フィル首席ヴィオラ 奏者。その後、指揮法を故渡邉暁雄氏に師事。現在、東京エラート室内管弦楽団指揮者、コンセール21管弦楽団、大分フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督。 また日本フィル、東京都響、東響などに客演指揮。この間、18年にわたり東京大学音楽部管弦楽団の指揮・指導にあたったほか、同大学OBを中心メンバーと する東京アマデウス管弦楽団を主宰、30年間にわたり殆ど全ての定期公演を指揮した。また、ヴァイオリン、ヴィオラの教師としても実績を挙げている。
2003年、在京各プロオーケストラのヴェテラン演奏家・若手フリーの演奏家達が、大編成のオーケストラとは違った室内楽的な響きを求め、指揮者 玉置勝彦を中心に室内オーケストラの演奏団体として発足した室内管弦楽団。
声楽家 米谷毅彦を中心とする声楽グループ“東京エラートゼンガー”との共演もし、好評を博している。
モーツァルトのコンチェルトを弾ける!!
出演のお話を頂いた時、飛び上がるほど嬉しく、夢がひとつ叶う日を迎えることに信じられない気持でした。
「もしも今日から、1人の作曲家の曲しか弾けない・聴けないとしたら、誰を選ぶ?」友達同士でそんな話をしていた時、自分でも驚くほど迷いなく「モーツァルト!」と答えていました。私にとってのモーツァルトは、一番遠くて一番近い、そんな存在です。
空の上から、彼の微笑みを感じられますように、心から演奏させていただきたいと思います。
三又瑛子
幻想曲 ニ短調 K397(385g)
パガニーニ作曲の24の無伴奏カプリースより第1番
※ 出演者・プログラムは変更することがございます。予めご了承ください。
※ 例会の臨時会員券(前売券・当日券)は当日会場窓口にて、また、東京文化会館チケットサービス03-5685-0650にて販売。
※ 10歳以下の方の入場はご遠慮下さい。
※ 会場での無断撮影、録音は固くお断りします。