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2013年第547回例会(2013/3/7)

演奏会概要

  • 時 間

    2013年03月07日(木) 18:15開場/18:45開演
  • 会 場

    東京文化会館小ホール
  • 例会チケット

    前売券・当日券(臨時会員券):5,000円(学生2,000円)
《21世紀に羽ばたくアマデウス》
 
と き:2013年3月7日(木) 開場 18:15/開演 18:45
ところ:東京文化会館小ホール

PROGRAMM:

 
▶ 交響曲 第1番 変ホ長調 K16
Sinfonie Nr.1 in Es K16
・Molto allegro in Es 4/4
・Andante in c 2/4
・Presto in Es 3/8

▶ ピアノ協奏曲 第9番 変ホ長調「ジュナミ」K271
Konzert in Es für Klavier und Orchester “Jenamy-Konzert” K271
・Allegro in Es 4/4
・Andantino in c 3/4
・Presto in Es 2/2 – MENUETTO Cantabile in As 3/4 – Tempo Primo in Es 2/2

▶ ヴァイオリン協奏曲 第4番 ニ長調 K218
Konzert Nr.4 in D für Violine und Orchester K218
・Allegro in D 4/4
・Andante cantabile in A 3/4
・RONDEAU – Andante grazioso in D 2/4

成田達輝 Tatsuki Narita(ヴァイオリン)

1992年札幌市生まれ。3歳よりヴァイオリンを始める。桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)を卒業後、11年9月よりパリ国立高等音楽院で学ぶ。 2010年ロン=ティボー国際コンクール第2位、サセム賞、12年エリーザベト国際コンクール第2位及びイザイ賞を受賞し、一躍脚光を浴びる。2013年 ホテル・オークラ音楽賞、2014年出光音楽賞を受賞。

最近ではピアノの萩原麻未とのツアーの他、霧島国際音楽祭への参加、ロン=ティボー国際音楽コンクール・ガラへの出演、デュメイ/関西フィル、ミラノフ /東京シティフィルで大成功を収めた。今後九州交響楽団との共演が決定している。2013年10月には初のCD「フランク:ヴァイオリン・ソナタ、フォー レ:ヴァイオリン・ソナタ第1番他」を発売。

これまでに、カントロフ/ドゥエ管弦楽団、オルレアン響、ブリュッセル・フィル、クリヴィヌ/ルクセンブルク・フィル、尾高忠明/NHK交響楽団、山田和 樹/日本フィル、下野竜也/読売日本交響楽団、現田茂夫/札幌交響楽団、沼尻竜典/名古屋フィル、梅田俊明/日本フィル及び東京フィル、飯森範親/東京交 響楽団、小林研一郎/新日本フィル、松沼俊彦及びイプ・ウィンシー/群馬響、大井剛史/東京フィル、船橋洋介/大阪フィル、東京ヴィヴァルディ合奏団など と共演。

澤田まさ子、市川映子、藤原浜雄、ジャン=ジャック・カントロフ、スヴェトリン・ルセフ、フローリン・シゲティの各氏に師事する。パリ在住。

使用楽器:Jean-Baptiste Vuillaume (1835-40) L’association ZILBER より貸与

成田達輝

三又瑛子 Akiko Mimata(ピアノ)

仙台市出身。4才よりピアノを始める。桐朋学園大学ピアノ科を首席で卒業。同大学卒業演奏会、室内楽演奏会に出演。第16回ABC新人コンサート、第78回読売新人演奏会に出演。
’05〜’07年、田崎悦子氏主催ピアノワークショップ「Joy of Music in 八ヶ岳」受講。
これまでに、ピアノを庄司美知子、加藤伸佳、田崎悦子、室内楽を加藤知子、徳永二男、東京クヮルテットの各氏に師事。
桐朋学園大学弦楽部嘱託演奏員。

玉置勝彦 Katsuhiko Tamaki(指揮)

1960年、東京芸術大学卒(ヴィオラ専攻)。東京交響楽団に入団、62年芸大専攻科を修了し、読売日本交響楽団に入団。1966年に渡欧、ニュルンベルク交響楽団で第一首席ヴィオラ奏者をつとめる。後に、ニュルンベルク市立歌劇場管弦楽団に移籍。

滞独中、ヴィオラをゲオルク・シュミット氏に、ヴァイオリンをヴォルフガンク・シュタフォンハーゲン氏に師事。1970~73年、東京フィル首席ヴィオラ 奏者。その後、指揮法を故渡邉暁雄氏に師事。現在、東京エラート室内管弦楽団指揮者、コンセール21管弦楽団、大分フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督。 また日本フィル、東京都響、東響などに客演指揮。この間、18年にわたり東京大学音楽部管弦楽団の指揮・指導にあたったほか、同大学OBを中心メンバーと する東京アマデウス管弦楽団を主宰、30年間にわたり殆ど全ての定期公演を指揮した。また、ヴァイオリン、ヴィオラの教師としても実績を挙げている。

東京エラート室内管弦楽団 Erato Kammerorchester Tokio

2003年、在京各プロオーケストラのヴェテラン演奏家・若手フリーの演奏家達が、大編成のオーケストラとは違った室内楽的な響きを求め、指揮者 玉置勝彦を中心に室内オーケストラの演奏団体として発足した室内管弦楽団。
声楽家 米谷毅彦を中心とする声楽グループ“東京エラートゼンガー”との共演もし、好評を博している。

演奏家からのメッセージ

 この度は、日本モーツァルト協会主催の演奏会に出演できる事をとても嬉しく思います。
モーツァルトは僕の好きな作曲家のうちの1人です。この協奏曲4番が作曲されたのは彼が20歳になる直前で、特に1楽章の彼の挑戦的な音楽作りは、まるで ダイヤモンドを削り出すような、とても勇気と自信に満ち溢れたものであると思います。それだけに、他の協奏曲よりも技巧的な工夫が凝らされているので、一 筋縄ではいきませんが、3月5日に21歳になる僕にとっては素晴らしいプレゼントになりそうです。
 
成田達輝

演奏家からのメッセージ

 モーツァルトのコンチェルトを弾ける!!
出演のお話を頂いた時、飛び上がるほど嬉しく、夢がひとつ叶う日を迎えることに信じられない気持でした。
「もしも今日から、1人の作曲家の曲しか弾けない・聴けないとしたら、誰を選ぶ?」友達同士でそんな話をしていた時、自分でも驚くほど迷いなく「モーツァルト!」と答えていました。私にとってのモーツァルトは、一番遠くて一番近い、そんな存在です。
空の上から、彼の微笑みを感じられますように、心から演奏させていただきたいと思います。

三又瑛子

アンコール

幻想曲 ニ短調 K397(385g)

パガニーニ作曲の24の無伴奏カプリースより第1番

注意事項

※ 出演者・プログラムは変更することがございます。予めご了承ください。
※ 例会の臨時会員券(前売券・当日券)は当日会場窓口にて、また、東京文化会館チケットサービス03-5685-0650にて販売。
※ 10歳以下の方の入場はご遠慮下さい。
※ 会場での無断撮影、録音は固くお断りします。