《魔笛》K620

演奏会形式
〈歌唱＝独語、語り＝日本語（構成・台本：渡邊史）〉

ザラストロ/弁者：成田 眞
タミーノ：渡邉公威
夜の女王：安井陽子
パミーナ：砂川涼子
パパゲーノ：森口賢二
パパゲーナ/童子1：小田切一恵
侍女1：渡邊 史
侍女2/童子2：向野由美子
侍女3/童子3：増田弥生
モノスタトス/武士1：澤原行正
武士2：品田広希
ピアノ：松本康子
ピアノ：谷合千文
フルート：遠藤まり
語り：森山 太

東京文化会館小ホール

　ご挨拶の最初に告白してしまいます。私は、パパゲーノを舞台で演じた事がありません。つまり初役となります。という事で、今回パパゲーノを歌う機会を与えてくれた事に先ずは感謝いたします。私はともかく、他のキャストには、万全の歌手を揃えさせて頂きました。魔笛の音楽の醍醐味を充分に感じさせてくれる配役になっております。
　さて今回は、台本を渡邊史さんにお任せしました。オリジナルの書き下ろし本邦初公開です。お客様は、あたかもラジオドラマの生放送の収録現場にいる様な感じになることでしょう。森山太さんには、この物語を繋ぐ語りをお願いしました。通常、 歌手が喋るセリフを全て一人でやって頂きます。どんな公演になるかワクワク、ドキドキしております。皆さまと素敵な時間が過ごせますように。

森口賢二