ウィーン国立歌劇場管弦楽団メンバー
カリスト・クァルテット Kallisto Quartet
ホルガー・グロー Holgar Groh(ヴァイオリン)
ミラン・セテナ Milan Šetena(ヴァイオリン)
ロベルト・バウアーシュタッター Robert Bauerstatter(ヴィオラ)
タマシュ・ヴァルガ Tamas Varga(チェロ)
カリン・ボネッリ Karin Bonelli(フルート)
協力:NBS 日本舞台芸術振興会
《ウィーン国立歌劇場の室内楽》
▶フルート四重奏曲 ニ長調 K285
Quartett in D für Flöte, Violine, Viola und Violoncello K285
▶弦楽四重奏曲 ニ長調 K499「ホフマイスター」
Quartett in D für zwei Violinen, Viola und Violoncello K499
▶フルート四重奏曲 ハ長調 K285b
Quartett in C für Flöte, Violine, Viola und Violoncello K285b
▶弦楽四重奏曲 変ロ長調 K589「プロイセン王 第2番」
Quartett in B für zwei Violinen, Viola und Violoncello K589
ウィーン国立歌劇場日本公演開催期間中に、オーケストラのメンバーが日本モーツァルト協会とNBSの協力のもと、室内楽演奏会を行うことは良き恒例ともなってまいりました。
今回は、フルート四重奏曲と弦楽四重奏曲を2曲ずつお聴きいただきます。
モーツァルトのこの素晴らしい4作品は、彼の独創性をまざまざとあらわすものとなっています。完璧なバランスのとれた弦楽四重奏には、メンバー一人ひとりの技量がさまざまに披露されますし、フルート四重奏では、独奏楽器の魅力を、3人の奏者たちが深い響きによって支えていること、そこに生み出される豊かさに、驚きすら感じられることでしょう。
弦楽四重奏は、私たちカリスト・クァルテットのメンバー全員の情熱の源となっています。今宵、“室内楽の喜び”を、ともに分かち合えることを、このうえなく幸せに感じています。
タマシュ・ヴァルガ(チェロ)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団およびウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の第2ヴァイオリン奏者。
オーストリアのヴァイツ生まれ。グラーツ交響楽団の第1コンサートマスターを歴任。15年までシュトイデ・クァルテットの第2ヴァイオリンを務める。ORFやドイツ・グラモフォンなどのCD録音に参加している。
ウィーン国立歌劇場管弦楽団およびウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の第1ヴァイオリン奏者。
チェコのプラハ生まれ。プラハ音楽院に学ぶ。87年アバドのもとグスタフ・マーラー・ユース・オーケストラの初代コンサートマスターを歴任。室内楽ではウィーン・ヴァイオリン弦楽四重奏団などのメンバーとしても活躍している。
ウィーン国立歌劇場管弦楽団およびウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のヴィオラ奏者。
オーストリアのリンツ生まれ。ウィーン国立音楽大学でペーター・オクセンホーファーに師事し、優秀な成績で卒業。室内楽ではキュッヒル・クァルテットとの共演やウィーン・ピアノ四重奏団などで活躍している。
ウィーン国立歌劇場管弦楽団およびウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席チェロ奏者。
ハンガリーのブダペスト生まれ。ウィーン室内合奏団のメンバーとしてザルツブルク音楽祭などに出演。ソリストとしても世界各地で活躍。カメラータからソロや室内楽など多数のCDをリリースしている。
ウィーン国立歌劇場管弦楽団およびウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のフルート奏者。
オーストリア生まれ。ウィーン・フィルの長い歴史で初めての女性管楽器奏者となる。ウィーン国立音楽大学でヴォルフガング・シュルツに学んだ。ソリストとしても数々の賞を受賞しているほか、室内楽でも活躍している。
ディヴェルティメント ヘ長調 K138より 第3楽章プレスト
※ 出演者・プログラムは変更することがございます。予めご了承ください。
※ 例会の臨時会員券(前売券・当日券)は当日会場窓口にて、また、東京文化会館チケットサービス03-5685-0650にて販売。
※ 10歳以下の方の入場はご遠慮下さい。
※ 会場での無断撮影、録音は固くお断りします。