伝統の響きに満ちた
ウィーン流モーツァルト宗教音楽集
ウィーンの伝統を今に受け継ぐ由緒正しき聖アウグスティーナ教会。そこで奏でられ歌われる音楽は美しい残響もあいまって格別の感動を与えます。このアルバムはモーツァルトのふたつの名作ミサを軸に、教会にぴったりな作品を収録。合唱もソリストも高水準で、豊かな音楽の喜びに満たされます。あまり取り上げられない「教会ソナタ」はもともとミサと一緒に演奏されるためのもので、オルガンを伴う軽やかな器楽作品。年代を隔てた録音ですが全体がバランスよく構成されています。
【曲目】
(1)戴冠式ミサ ハ長調 K317
(2)教会ソナタ 第 15 番 ハ長調 K328
(3)荘厳ミサ ハ長調 K337
(4)教会ソナタ 第 17 番 ハ長調 K336
(5)証聖者の荘厳晩課 K339より ラウダーテ・ドミヌム
(6)アヴェ・ヴェルム・コルプス K618
【演奏】
コルネリア・ホラク((1)(3)ソプラノ)
ガブリエレ・シマ((1)アルト)
ゲルノット・ハインリヒ((1)(3)テノール)
アルフレート・シュラメク((1)バス)
マルティナ・シュテッフル((3)アルト)
平野 和((3)バス)
ブリジット・ポシュナー((5)ソプラノ)
マクシミリアン・シャムシュラ((2)~(6)オルガン)
アンドレアス・ピクスナー((1)~(4)指揮)
フリードリヒ・ヴォルフ((5)(6)指揮)
聖アウグスティーナ教会合唱団&管弦楽団
【録音】
(1)2011年10月
(2)(4)2019年5月24日
(3)2019年5月19日
(5)(6)1980年10月
(以上、キングインターナショナルより)