テーマ:同時代の作曲家との比較から考察するモーツァルトのピアノ音楽
2025年1月21日(火)14:00~16:00
開場:13:30
開演:14:00
会場:小山台会館 3階 大ホール
品川区小山4-11-12
東急目黒線 武蔵小山駅西口より徒歩3分
会費:会員1,500円/一般2,000円
※日本モーツァルト愛好会、モーツァルティアン・フェラインの会員も会員料金となります。
19世紀中旬以降に自国の音楽的エレメントを作品に用いた作曲家に対し、ドイツ中心的な音楽史の捉え方から「国民楽派」という言葉が用いられる事例が多々ある。しかし例えば画家ゴヤの時代、いわゆる古典派の時代のスペイン音楽を見ると音楽におけるナショナリズムのようなものが19世紀以前のモーツァルトの時代にも既にナチュラルに存在していたことがよく分かる。それはモーツァルトを含む「ウィーン古典派」とは性質の異なる音楽であり、古典派というものが「ウィーン古典派」のみを中心に一般認識して語られることに疑問が湧く。ドイツ語圏だけではない「欧州」の全体像の中でモーツァルトとはどのような性質を持った音楽と言葉で言い表せるだろうか。彼と同時代の多様な作曲家との比較からそれを考察する時間としたい。
[クラヴィーア奏者]
1989年盛岡に生まれ、横浜で育つ。第 1 回ショパン国際ピリオド楽器コンクール第2位、ブルージュ国際古楽コンクール最高位。フィレンツェ五月音楽祭や「ショパンと彼のヨーロッパ」(ワルシャワ)、モンテヴェルディ音楽祭(クレモナ)をはじめとした音楽祭に出演。協奏曲では18世紀オーケストラ。{oh!} オルキェストラ・ヒストリチナなどと共演。2023年にはモーツァルトのピアノ協奏曲の弾き振りで神奈川フィルハーモニー管弦楽団と公演を行う。東京藝術大学楽理科卒業後、同大学およびアムステルダム音楽院の古楽科修士課程修了。フォルテピアノを小倉貴久子、リチャード・エガーの各氏に師事。第46回日本ショパン協会賞、第31回日本製鉄音楽賞 フレッシュアーティスト賞受賞。またスペイン音楽をこよなく愛し、自主レーベルMUSISによるCD『ゴヤの生きたスペインより』(第2弾が24年3月発売)や自主公演「スペイン音楽の森」などのプロジェクトも展開中。
©堀田力丸
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Tel.03-5467-0626/info@mozart.or.jp
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【年末年始休業】
2024年12月28日(土)~2025年1月5日(日)
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